【声明】すべての運動にフェミニズムを! FEMINISM FOR ALL MOVEMENTS!
※wordデータ、ふりがな付き版、ひらがなばーじょんをリンクから見れます↓
https://drive.google.com/drive/folders/1rplWOK-3ZlreIMuqTtr-d7nslWShJ15n?usp=sharing
〇現在、日本の様々な運動の現場では、深刻なフェミニズムの欠如が見られます。運動の現場においても差別や性暴力が再生産されています。私たちはそのような現状を変革していきたいと思っています。
・わたしたちは女性差別・セクシャルマイノリティ差別・すべての性暴力の廃絶を目指し、すべての人がジェンダー規範から解放されるために行動します。
・女性差別・セクシャルマイノリティ差別は、天皇制-家父長制と密接に関連しているジェンダー規範によるものだと考えます。
・ジェンダー規範とは、シスヘテロ規範、モノガミー規範、純潔思想、ロマンティック・ラブ・イデオロギー、男女二元制、本質主義、ジェンダーロール、性表現や性的な在り方の規範などです。これらすべてに対して徹底的に反対します。国家と支配層による性と生殖の管理という目的のためにつくられ、維持・再生産されているジェンダー規範から脱却するための社会変革運動を構築したいと思っています。
・女性差別とセクシャルマイノリティ差別は決して別個のものではありません。なぜなら、どちらもその根源には天皇制-家父長制とつながったジェンダー規範があるからです。女性差別とセクシャルマイノリティ差別を切り離して考えることに断固として反対します。男女二元制と本質主義に反対し、トランスジェンダー差別、ノンバイナリー差別、Xジェンダー差別を絶対に容認しません。
・民族、障害者か否か、部落民か否か、人種、宗教、ジェンダー・アイデンティティ、セクシュアリティ、DSD、経済的な階層など、「女性」であっても個々の経験や受ける差別は異なります。このことを前提として、あらゆる差別と闘い、そのことによってのみ真の女性解放が成し遂げられると考えます。真の女性解放とは、女性という同一性からの解放です。
・(シスヘテロ)男性もジェンダー規範によって抑圧されており、女性とセクシャルマイノリティに限らず全ての人々がこの闘争に主体的に参加することによってのみ、ジェンダー規範の撤廃、すべての性暴力の廃絶が実現可能になると考えます。また、「女性=被害者、男性=加害者」という固定的な図式は誤っており、現実の在り方とも異なります。わたしたちは加害者・被害者のジェンダーとセクシュアリティにかかわらず、すべての性暴力(セクシャルハラスメント、二次加害、セカンドレイプ、アウティング、ミスジェンダリング、デッドネーミングを含む)を許しません。
・性的自己決定権がすべての人に保障されることを求めます。
・ジェンダー、性自認、性的指向、性癖(性的嗜好)、性表現に対するいかなる差別も容認しません。
・セックスワークは労働であり、性産業廃絶論こそが女性をあるべき女性像、貞操観念、ロマンティック・ラブ・イデオロギーに縛り付け、ジェンダー規範を強化する考えに基づくものです。わたしたちは、セクシャルマイノリティを含んだすべてのセックスワーカーの現実の闘いに連帯し、労働者としての権利の保障を求めます。当然ながら奴隷的状態に置かれてセックスワークを強要されること・トラフィッキングには反対します。全てのセックスワークは「性搾取」だとして性産業廃絶を求める声がありますが、資本主義社会におけるすべての労働には「搾取」が存在します。しかし、他の業種と同じように、セックスワーカーである人たちへの差別や搾取を解決するには、労働者としての権利を闘い取り、労働環境の改善などの権利獲得を目指していくことがまず必要だと思います。セックスワークの「非犯罪化」を要求します。
・すべての軍隊による性暴力を許さず、旧日本軍による性奴隷制被害者への謝罪と賠償を求めます。
・天皇制に連なる戸籍制度-ロマンティック・ラブ・イデオロギーモノガミー中心主義の婚姻制度と戸籍制度の廃止を求めます。その上で、現状においては同性愛者・トランスジェンダーが婚姻制度から排除されていることに反対します。また、非嫡出子差別に反対します。
・ポリアモリー差別、アロマンティック、アセクシャル差別に反対し、あらゆる形・関係性での性的な在り方が尊重されることを求めます。(恋愛をする/しない、性的な関係をどんな人(たち)と/どんなふうに持つ/持たない、どのような形で家族やカップルを形成するか/否か。)
・容姿に基づいた差別=ルッキズムに反対します。
・優生思想に基づいた出生前検診に反対します。
・植民地主義に反対しないフェミニズムはまがいものであり、ピンクウォッシュに断固として反対します。
・身体的インテグリティ(自らの身体に対する自己決定権が侵害されない権利)の保障を求めます。すべての人が性と生殖に関して健康でいられる権利が保障され、すべての人が差別と暴力を受けずに生殖に関して自己決定できる権利を求めます。これらは、具体的には、合法かつ安全な避妊・中絶を受ける権利、それらに関する教育を受けて正しい知識にアクセスできる権利、適切な情報を得られる環境のもと差別や強制なくして、出産が可能と推測される人が産むか産まないかを決定できる権利、断種や中絶を強制されない権利、月経期間中の健康の権利、性感染症に関して正しい知識にアクセスし、安全な治療を受けられる権利などです。
・障害者に対する強制不妊手術を許さず、トランスジェンダーに対する強制不妊手術・ホルモン治療の制度的強要に反対します。インターセックスの人々に対する男女二元制の身体「基準」への同意なき適合手術の強要に反対します。セルフID制度の導入を求めます。
・トランスジェンダーをはじめとしたすべてのジェンダーとセクシュアリティの人が、安全に、かつ安心して医療にアクセスできる権利の保障を求めます。
・適切な性教育の実施を求めます。
・刑法堕胎罪、中絶手術における配偶者同意の即時廃止を要求するとともに、「女性」として振り分けられた人を「産む存在」としてしか規定しておらず、自らの意思で不妊手術を受けることを禁じている母体保護法の早急な改正を求めます。
以上、この声明を通して、多くのみなさんと連帯したいと思います。もちろん、誰でも差別や性暴力(アウティングなども含む。)をしてしまう可能性があります。私たちはそのことをまず認識し、一人一人の声を尊重する努力をともに継続していきたいと考えます。この声明への多くの方々の賛同や意見と協力を求めます。
※セクシャルマイノリティ:トランスジェンダー、レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、アロマンティック、アセクシュアル、Xジェンダー、ノンバイナリー、パンセクシュアル、ポリセクシュアル、トランスマスキュリン、トランスフェミニン、(セクマイかどうかについて当事者によって意見の違いがあり、自認しない人もいるものの)DSDやインターセックス、そしてあらゆる性癖(フェティシズムなど)を持つ者などを指し現実の生・闘争に合わせてその定義は変動する。
よびかけ:すべての運動にフェミニズムをあたりまえにしたいひとたち
(ミックスルーツ、様々な性癖を持つ人、滞日外国人、朝鮮ルーツ、トランス女性、Xジェンダー、ノンバイナリー、女性、元セックスワーカー、発達障害、パンセクシュアル、ポリアモラス(ポリアモリーの意味)、東北地方ルーツなどのたちがこの声明を作っています)
2024年8月18日
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賛同者
上田雅子 元井摩耶 石川日菜 YT 兼近修身 AWC Youth 一橋大学黒色学生有志S 吉村 ミク 服部恭子 南守 大谷良太 ベランダハム りん さくら 迫田英文 菅沼亜由美 竹本昇 Aoi 朴偕泰 永谷ゆき子 西浩孝 林照朗(リンチョラン) minoritymind and majority one 市崎鈴夫 塚本泰史 奥田雅雄 松尾彰 大野昌言 よんちゃん 相澤直子 篠原幸代 A ちょんかんす uhi 安藤舞 すじゃ echo 上原 さんぎ 不死身@夜職 みも 菊地夏野 林貞和 原口瑠智亜 石川慧 中村亘 源忠親 長坂りえ 小田智敏 たたかうあるみさん 上井千絵 早尾貴紀 高石昭 intellipunk 究極Q太郎 やも 牟礼晶子 加藤崇 烏丸百九 よんぎ 星原宏一 鍋谷美子 崔 理氣(LeeChy) ヒルチョンズ ユカ 増野徹 田原孝平 屋嘉比優子 きのコ Kaworu 駒井高之 中塚智彦 稲村守 朴沙羅 戸口太功耶(ZAN) 具民和 金津まさのり Ostasien Antikolonial 雑賀健 太田貴文 木村敬 山本和則 影本剛 米田量 広瀬ケーナ 奥田圭 olive olive 野村素子 Swing MASA st ゆめさん 佐藤知子 大矢聡美 井谷聡子 矢野裕子 松原康彦 佐藤正悟 竹林隆(大阪全労協顧問) 岡田有生 山村頼 Makoto Akamatsu 井坂博文 永野三智 稲場雅紀 神長恒一 篠田美津代 Nemoto Miki 唐沢幸子 李 智映 紀愛 要友紀子 中村一成 高橋慎一 松本浩美 せっぱつまりこ 堀江有里 H.S 藤田優 奥田和浩 サイヨウウ 韓成祐 在日韓国青年同盟 芝奈津子 たぬき御膳 松藤さおり Akira Nagasawa 岡崎あきら 原戸昭浩 ステファン 田中玲 脇坂洋一 原田はるみつ 村上敏明 岡崎丘 市村忍 細川隆好 金原甫 平田郁夫 芹沢亀吉 加納洋 luka_luc_lip(匿名2名) 猪股祐介 Kumamoty 横田祐美子 中田政義 新開純也 廣瀬純 田中駿介 佐藤未悠 神秘人 水谷晨 車屋ゆきと co mochi 河本順子 田崎英明 キムミョンファ sumiki@ 吉永剛志 花咲政之輔 黒薔薇アリザ 三浦美和子 五郎丸聖子 中国无政府主义工团 松浦駿真 橋口昌治 佐々木祐 栗原康 松島康勝 岡本愛子 鈴木くみ子 水谷保孝 こばたく 松島泰勝 橋口昌治 駒込武 ネイム 山岸裕 杉山拓矢 キム・スギ 加藤正信 宮本綾 永井伸和 金泰泳 Ikachan 石井辰彦 宮越里子 akira まえだけいこ 原戸昭浩 佐藤さおり 西田尚史(韓国市民運動交流コーディネーター) 花井章浩 永野潤 はにや 片山佳代 マグノロフカ おおむろえみ 安齋創太 名波ナミ 高橋健太 森田暁 古怒田望人 鈴木翔大 古怒戸望人 ひかる 関西大学だめライフ愛好会 伊藤公雄 一井不二夫 伊田久美子 古久保さくら 佐藤友子 富岡勝 東出融 Laurie 일팬 Solidarity Club AKO 岡本愛子
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性癖(性的嗜好・フェティシズムなど)について質問がこのかん何回か来ていますので、声明考案者たちの考えを簡潔に述べます。いかなる性癖(性的嗜好・フェティシズムなど)もそれが直ちに性加害・性暴力につながるわけではありません。また、世間でいわゆる「一般的」とされている性行為や接触などであっても同じく同意が必要です。性的嗜好に限って特別に「同意」を問題にすべきではないと思います。当事者間で同意が取れている行為について他者が善悪を判定する/規制をするという考え自体がジェンダー規範でもあったり、あらゆる抑圧に繋がるものなので、反対します。(2024年10月8日追加)
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賛同コメント
・私自身がいつも考えていることばかりが書かれている声明で、賛同できてとてもうれしいです。
・運動の中での反トランスジェンダーやジェンダー問題への意識の欠如が多く見られる中、あらゆるセクシュアリティへの差別に毅然と対峙する姿勢に強く賛同します。
・一見進歩的な社会運動の内部にも、封建的な価値観の人がいますね。社会運動をするからには前衛分子としての自覚が必要ですね。
・すべての運動にフェミニズムを!の声明に強く賛同します。
この声明文は、自分の中にある差別に気づきそれをどう克服していくかを再確認させてくれる包括的で普遍的な素晴らしいメッセージです。
誰もが差別されない、自分が誰も差別しない、差別を許さない社会を目指して心から連帯します。
・運動内部での黙認に留まらず、近年は運動全体の差別主義的な方向性への傾斜(主にトランスジェンダー、セックスワーカーなど)が顕在化しつつありますり「差別に反対する」と言いながら積極的に差別に加担している人達がいます。今、このような実質的な内容を含んだ声明が必要だと思います。
・吹き荒れる差別の中でこそ闘う真の価値がある。
・この声明を断固として支持します。
・全ての運動の中に、フェミニズムも含めた人権尊重意識が必要と考えます。
・部落出身者です。声明に賛成します。差別の元凶である天皇制の廃止と、すべてのマイノリティに対して、自己肯定愛を育むことを否定する天皇制によるアイデンティティの侵害に反対します。
・人のセクシュアリティを平気で誹謗中傷の道具にしようとする、今の世の中がとても恐ろしいです。誰が何を言おうとあなたは大事な存在ですし、それと同じくらい他の人も大事にされるべきです。
・分断と排除にあらがって多くの人と連帯していくという声明の趣旨に共感・賛同します。
・フェミニズムの欠如は特定の人々を殺すような事態を招く、きわめて重大な問題だと思います。私も自分を振り返ってみると恥ずべき言動は多いですが、だからこそフェミニズムの必要性を叫ばねばならないと考えます。この声明文に賛同します。
・本当にあたりまえにしないといけないと思います。自分もいつも忘れないようにしたい。
・差別をなくすぞ!
・私たちにはフェミニズムが必要です。どんなマジョリティにもマイノリティにも、フェミニズムが必要だと考えます。声明文には、あらゆるマイノリティの名前がありました。私たちは連帯し、誰でも安心して生きられる社会を作れると力強く嬉しく思いました。
・この声明を出して頂いたことに感謝します。一番感銘を受けたのは、真の女性解放とは、女性という同一性からの解放です。という一文です。勝手に『シスヘテロマジョリティ女性』の型にはめていく「ホワイト・フェミニズム」「植民地主義フェミニズム」からの脱却を。
・自身、流動性のあるトランスジェンダーとして生きる過程で、権力勾配のある年長女性からも性被害に遭い、男性の性暴力サバイバーの方々にも助けられて来たので(勿論、女性やノンバイナリーのフェミニストにも助けられてきました)、本声明に強く共感しました。性別問わず、すべての人がごく当たり前にその人権を尊重される社会を求め続けます。
・シスジェンダーの男性として声明の趣旨に深く賛同いたします。ジェンダー規範の強化は、特に権力勾配の上にいるシスジェンダー男性に恩恵を齎すと思われがちですが、実際には多くの男性が社会上のジェンダー規範に苦しみ、時には命を絶つほどに追い詰められてしまっています。暴力的な規範の押しつけは権威主義的抑圧を強化し、あらゆる人間を不幸にするものです。ジェンダー化された権力に反対し、多様な諸個人の自由と自律を助けることは、全ての社会正義の運動が共通して持つべき志向性だと思います。
・賛同します。個別の差別に反対することとそのような差別の源泉となっている社
会構造を問うことは常に往復運動である必要があると考えます。その意味で明確に天皇制反対を表明されていることに敬意を表します。自分一人分の社会的関係責任において、それぞれの場から共に闘い続けましょう。・フェミニズムは特定の女性のものではなく、みんなのもの!とくに昨今のトランス差別やセックスワーク差別に対して危惧を常に抱いていますが、それらを支えている構造や背景がこの声明の細部に書かれていると感じました。仲良くしなくてもいいけど、お互いの最低限のラインを尊重できるような社会運動がほしいです。運動でまた迷った時、悩んだ時、この声明を読み直し、周りにも共有していこうと思います。
・こちらの声明に心から連帯します。書かれている事ひとつひとつが重要でかつ繋がっていて、誰ひとり取り残さないという姿勢を感じます。読むだけでとても心強さを感じるし、これから先、何度も読み返していきたい内容。とくに社会運動の内部にある差別の問題に断固反対します。誰もがいつでも差別しうるという自覚のもと、自分自身をよく見つめながら歩んでいきたいです。
・自分自身、ここで反対が掲げられているいくつかの差別について、かつて内面化している部分がありましたが、差別と闘い続ける当事者や運動家と話す過程で、整理・言語化し、それが差別だと認識することができました。自分の経験からも、このように声明を出すこと、きちんと差別に反対するという態度と、その理由を明示することは重要だと考えます。
・人が人らしくお互いの個性を認め合い尊重しあえる社会を共に目指していきましょう。
・運動の場でのフェミニズムの欠如は非常に深刻です。このため、信頼や連帯は不可能になり、コミュニケーションは阻害されています。問題が発生しても解決できないでいる。これは一部の人だけの問題ではなく、その場を構成している全員の問題です。声明を作ってくれた人ありがとう。強く賛同しますし、共に学びたいです。
・クソデカボイスで賛同します!
声明にはあらゆる差別に反対という文章の中に、セックスワーク差別とトランスジェンダー差別が含まれていて大変心強く感じました。
私たちにはそれぞれ弱みがある。弱いのにそれでも反差別を訴えるために名乗りを上げたいのは、自分が受けた過去の痛みに報いるため、自分のためであり、これから来るであろう他者と社会のためです。
綺麗ごとだと、「正義疲れ」だなどと冷笑している場合じゃない。全ての社会運動にフェミニズムが十分に浸透していれば、反差別運動の中で誰かを差別で傷つけないよう誰もが気をつけることができる。
声明に賛同します。フェミニズムに詳しくない人でも、これから知ってくれたらいいなという気持ちもあります!ぜひ連帯させて下さい。
・この声明が目指していることを実現するためには長く大きな努力が必要だと思います。
これをきっかけとしてそのような個々の努力がつながって力強い運動へ発展していくことを願います。 ・今の左翼のトランスヘイトへの傾斜に危機感を持っています。フェミニズムが欠落した社会運動からはますます人が離れていってしまうのではないかと思います。身近でも何件も、セクマイ差別、SW差別、セクハラなどで運動から離れていってしまう人がいました。変わるべきはマジョリティだと思います。この声明に賛同し、共に学び、皆んなが生きていける社会を目指していきたいです。
・おうえんしま~す。
・女性差別やセクシャル・マイノリティ差別は天皇制-家父長制に結びついているということ、女性差別とセクマイ差別は別個やものではないということ、反植民地主義、反天皇制、反優生思想とフェミニズム、セクマイ差別とは一体であるべきだし繋がる必然性があるということを示すこの声明に賛同します。
・労働者階級の母子家庭で育ち、社会的養護を受けた経験、そして、クィアであり、健常者としてケア労働をする私の経験から語れる事を伝え続け、あらゆるマイノリティ属性の人たちが連帯し、集合的解放目指す声明に強く賛同します。
・フェミニズムについて(自分のような)男性が経験を語ることに少し躊躇しない訳ではないが、「インターセクショナリティ(交差性)」概念を知ってからは、それぞれ固有の経験の交差性を運動の中で浮かび上がらせることが出来たら変革は進むと考えている。
・特に運動内部の女性差別の問題が気になっています。運動の大義をたてに訴える声が潰されてはならないと思います。
・自分も含め、特に日本人男性は天皇教下の家父長制刷り込みによって、自己の思想に民族差別や社会的弱者差別撤廃を掲げながら、性差別やLGBTQ差別には無頓着になりがちです。よって、この声明には全面的に賛同いたします。
・今この時期になんて大事な文章...!自分も何度も振り返り立ち返りたい文章です。
・自分も含め、特に日本人男性は天皇教下の家父長制的刷り込みによって、自己の思想に民族差別や社会的弱者差別撤廃を掲げながら、性差別やLGBTQ差別には無頓着になりがちです。よって、この声明には全面的に賛同いたします。
・日本の社会運動はいまだに権力のある男性支配の状態が続いています。
それにともない権力の乱用や差別、性暴力が跡を絶ちません。家父長制、性差別、階級制の権化である天皇制を放置している社会の象徴であるとは思いますが、社会変革を目指す運動体であるからこそ自らを変革してほしいと思います。
・声明に賛同します。全ての項目に大いに賛同するところですが、自身の知識不足により正しく理解できていない用語や概念があるかもしれないとも思います。日々学び続け、アップデートしていきたいと思います。普段、子どもとかかわる活動をしていますが、差別的な発言は正直言って日常茶飯事だと言えます。性教育については地域差や学校側のやる気などで相当な格差があると思われますが、基本的にはおしなべて不十分な状況です。そもそも大人も適切な性教育を受けてきていないので、日常的な子どもとの関わりの中で不適切な部分が大いにあるように思います。本来は運動の現場にとどまらず、あらゆる現場にフェミニズムが必要なのでしょうが、少なくとも自分が関わる活動現場で見聞きする差別や偏見はある種古典的なものが多く、かなり旧態依然としたものを感じています(そして日本中にこういう風景が当たり前のように広がっているのでしょう)。ここに書かれている声明で求められている事とのギャップには途方に暮れてしまう思いです。どのように関わり、何を伝えていけるのか、日々頭を悩ませています。
・日本が女性の地位向上を認めない背景には天皇制の存在があります。民主主義国家が戦争責任も取らずにのうのうと生きている戦争犯罪者を擁護する為にこのような歪んだ国家感を頑なに変えることが無いのは異常としか言いようがありません。不当に扱われている女性の地位向上が民主主義国家を形作る上で必要と考えます。
・声明に賛同します。完璧な人間というのは実際上はいないので、反差別を指向する団体の中で差別があったりしますが、この声明に書かれている方向に努力するということだと思います。
・様々な運動の中で、これまで何度も差別を受けることがありました。 たとえば、在日の運動でシスヘテロしか取り扱われなかったり、女性運動集団がホモソーシャル化しハラスメントを受けたり。 支援を受けたい、連帯したいと思った場所で二次被害を受けることは、傷口に塩を塗られるような悲痛な経験となります。 "すべての運動にフェミニズムを!"に賛同します。
・声明文に賛同し、連帯します!
・自分の身近に、「抵抗運動」の中で深刻な被害を受け、
社会の不理解やヘイトを受ける危険を省みず、1人街頭でパレスチナ連帯を続けるトランス女性がいます。そのような人が、リスペクトされない運動(価値観)によって「解放」がもたらされても、それは真の解放ではない。
カギカッコ付きの「平和の街」広島から、真の連帯や解放を願って、この声明に賛同します。
・賛同し、ともに歩きたいです。私たちは生きている日常で、常識という名の偏見を幾重にも身に纏ってしまっています。それは強固な鎧と武器になってしまうことも多くあります。
内なる鎧に気づかせてもらう機会は、多様な人々とともに歩いていく中から生まれると信じています。 ・すべての運動にフェミニズムを! FEMINISM FOR ALL MOVEMENTS! の声明に強く賛同します。今まで、解放をもとめるはずの社会運動のなかで、何度も何度も、セクシュアリティとジェンダーについて、唖然とするような言動に悔しい思いをしてきました。同時に、そう言っているはずの自分自身が加害の側に回る危うさも十分に骨身に感じています。だからこそ、この声明の内容を言葉にして発信することがとても重要だと思います。
解放と連帯を!
・私もまた無自覚に差別を行う者として常に自らを省みる者でありたいと思います。
・表記声明文に心から賛同します。
・すべての運動にフェミニズムを! FEMINISM FOR ALL MOVEMENTS!に強く賛同します。社会の不条理に声を上げるための運動の場で、更に弱い立場に置かれている人が踏み付けられることはあってはなりません。また、社会運動に携わっていることは、他のあらゆる差別行為・加害行為に対する免罪符には決してなりえません。社会運動に携わる人こそ、自分自身が持つ加害性、特権性に自覚的になり、絶えず自己点検をしなくてはなりません。
ある文脈、立場ではマイノリティである人が、また別の側面から見るとマジョリティであることは往々にしてありえます。一つの共通点だけを持って無理矢理に相手を同一視し、肩を組むことを強制することは、他のマジョリティ-マイノリティの関係性になりうる側面を無視した暴力です。自分の中の「当たり前」がマジョリティの作った一方的な社会規範に基づくものでないか、当事者の声を聞かずに想像でものを言っていないか、ある当事者個人の声を、さもその属性を代表するもののように扱っていないかは、誰しもが考えなければならないことです。
「私は差別をしない」はまやかしです。悪意のない誰もが加害者にもなりえます。ただし、あらゆる差別をしないために努力し続けることはできます。私は、差別の交差性(インターセクショナリティ)を考え続け、社会を変革しようとする人たちに連帯し、共に声を上げます。
・声明に強く賛同します。
さまざまに分断線が引かれるいま、差別の根源である天皇制を廃止すること、公正な社会をつくっていくために、つながっていく必要を強く感じています。 ・私が申し上げられることは他の皆様がおっしゃってくださっておりますので一言のみになってしまいますが、自戒も含めて、大いに賛同させて頂きます。
・今年1月末、群馬県によって破壊された朝鮮人犠牲者追悼碑の問題に抗議するため、仲間数人とグループをつくり、細々と活動しています。呼びかけに賛同いたします!
賛同コメントにもありましたが、このところ、一部左派・リベラルによるトランスヘイトの加担に恐怖を覚えていました。追悼碑撤去問題は歴史修正主義、ヘイトスピーチが根底にあり、そのままレイシズムへとつながります。そのため、私たちは追悼碑撤去問題に反対の人ならだれでも仲間、というワンイシューの立場はとっていません。たとえリベラルな人であっても、トランスジェンダーを差別する人たちと一緒に運動はできません。リベラルな発言をしていても、Twitterでトランスジェンダーを傷つけたり、差別するようなグループ、あるいはそうしたグループを支持している人たちとはかかわらないようにしています。このところ、自分の知り合いでもトランスヘイトに染まる人がいて、暗い気持ちでいました。ですので、この呼びかけに全面的に賛同いたします!・この声明を、何度も読み、行動したいと思います。
・声明に賛同いたします。
MeToo運動以降、国内の革新派社会運動内でも根深い性差別が存在することが、白日の下に晒されました。差別とたたかうあらゆる運動家一人ひとりが審問にかけられているのです。「誰でも差別や性暴力(アウティングなども含ふくむ。)をしてしまう可能性があります。私はそのことをまず認識し、一人一人の声を尊重する努力をともに継続していきたい」ここから始めなければなりません。
声明は、天皇制と性差別がグリップしていることをはっきり言っています。近年、正義派の仮面を被ったトランスフォビアの登場も痛ましい。さまざまなセクシュアリティ、性的マイノリティの声も汲み取っています。
この宣言に脱帽すると同時に心から賛同します。
・日本は治安が良いという印象を持たれがちですが、その中には多くの差別問題が潜んでいます。外国人に対する不信頼、女性に対するステレオタイプ、同性カップルの婚姻の自由を認めようとしない姿勢、さらには婚姻以外の性的可能性を見ようとしないことなど、これらはこの国が多様性を受け入れていない証拠です。
今後、日本の政治家たちがこれらの問題に正面から向き合い、差別を解消するための具体的な対策を打ち出し、外国人が日本人と共に共存できる平等な社会を創り出すことを期待しています!(外国ルーツの方からのコメントです)
・すべての差別を無くすために声明に賛同します。
・私はフェミニズムは全ての性別になどによる差別に反対する人たちのものだと思っているのですが、残念なことに最近「シスジェンダー女性のためだけの運動になってしまってるのでは?」と感じることが多くあります。
この声明は日頃フェミニズムに感じているモヤモヤしている部分を鋭く指摘する内容で、大変意義のあるものです。
・この世に生きる全ての個人の生きる権利を尊重しながらも、
無意識的に否定的な言動をしてしまう可能をも自覚しつつ、
多層に渡るマイノリティの存在は、人の数だけ種類があるとの認識を持ってこの声明に賛同したいと思います。
・声明そのものもそうですが、たくさんのコメントにも大変勇気づけられます。他の人も言っているように、個人の振り返りや指針にも使えますし、通じないと感じる人や団体と関わる時も、この声明は力強い味方になってくれます。一人で勝手に思っているだけではなく、こんなにたくさんの人たちも同じような思いでいるということには大きな力があります。思いを形にした呼びかけ人のみなさん、ありがとうございます。
・運動の声明に強く賛同します。
『ツイフェミ』『ラディフェミ』『TERF』などによる、ミサンドリーの言い訳や、シスジェンダー・ヘテロセクシャル女性以外の差別の正当化にフェミニズムを使うことはあってはならないことです。すべての人々の自由と平等のために、今こそフェミニズムの再生と連帯を!・人権の認識はフェミニズムを学ぶ姿勢から始まると思います。
・クィアです。声明に賛同します。家父長制を終わらせて、全ての個と生きていく未来にしたいです。
・シスジェンダーの男性として生きている一人として、自戒の念も込めて、この声明に賛同いたします。
・フェミニズムは如何にフェアに生きるかを社会や自分自身に問う運動であると思う。全ての人が互いに公正公平に生きるために問い続けること。この声明にはそれが詰まっている。支持します!
・左派内部でのトランスジェンダー排除やセックスワーカー差別に対して憂慮しております。賛同いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
・本日こちらの声明を知りました。「すべての運動にフェミニズムを」に賛同いたします。東北、秋田に暮らしながら、人権とフェミニズムについて日々、考えています。身近な現実に打ちのめされそうな日もありますが、仲間がいることを心の支えにして、これからも考え続け、声を上げ続けます。
・日本の人々が自分達の権利を勝ち取る事を支持します。
・近年の女性差別、トランス差別、セックスワーカー差別は深刻化していて、私たちは日々家父長制に基づく性規範による抑圧の中、実存を脅かされています。差別に反対すると口では述べても、terfのように真の弱者を設定し、現実に存在するトランスフォビアを不可視化する者もいます。また、家父長制を支える天皇制、戸籍制度を黙認する“穏健な”反差別も存在します。 全ての差別に反対するということは、全ての人が被害者であり、同時に加害者にさせられうる現状の構造を認め、どんな差別も糾弾する姿勢を持つことです。この声明ではそうした加害者かつ被害者である私たちについて明確に言及しています。タブー化され、黙殺されてきた差別を認識しようとする姿勢をとっています。当たり前とされる「全ての差別に反対する」ことを抜きにして、いかなる解放も自由も存在しない事実を私たちが共有するために、この声明に賛同します。
・心から声明に賛同いたします。
・米日軍隊の性暴力や象徴天皇制に関心があります。戦前から通底する家父長制思想にこの声明の視点で挑めば打開出来るのではないかと思います。
・人間が人間らしく生きるためのさまざまな運動のなかに、それぞれの目的と背馳し、最終的には取り組みそのものを変質・衰退させてしまう要素があることをこれまでずっと感じていました。「それ」は必ずしも単一のものでも、また不変のものでもないのでしょうが、その一端を声明では「フェミニズム」という仮の呼称で焦点化しているように思います。また、ここで再帰的にフェミニズムそのものの再定義もなされていると私は認識しています。
・障害者運動やって思うのはリベラル政党、反権力雑誌の担い手に根強い性差別がリベラル、反権力を人々に説得力のないものにしている。労働者の階級からの視点で批判するフェイスブックユーザーがトランスジェンダー差別を口にする。性差別、セクシャルマイノリティ差別は運動は克服されるべきと言うのが私の持論です。
・ジェンダー規範をめぐるマジョリティの感覚にどっぷりとつかってきてしまった自分には、この声明文に込められた思いの深度は十分に感受できていないところがあると思いますし、言葉の字面のレベルでもよく理解できていないところもあります。
ただし、この声明文が、自らの立場性を鮮明にしながら、しかも、「あれかこれか」の二項対立に追い込む議論の単純化を避ける緊張感に貫かれていることです。
自分の立場性を主張するだけでは果てしない対立に繋がりかねない一方、単純化を避けて「あれもこれも大切」というだけでは単なる逃避になってしまう可能性があります。
この声明文は、こよディレンマを克服する緊張感のみなぎった文章と感じました。どのような社会運動も避け難いこのディレンマに向き合い、自らの立場性を押し出しつつ天皇制・家父長制という根源的な問題に遡ることで対話に開かれた内容となっていると感じました。
自分自身は、賛同をむしろ入り口として、この声明文に書かれたことをよりよく理解できるようなれるように、自分の感受性を鍛え直していきたいと思います。
・差別の象徴天皇制を廃止し、フェミニズムで全ての人が尊重される社会にしよう
・フェミニズムにトランス差別が入ることはありえないと思います
・この世に生きる全ての個人の生きる権利を尊重しながらも、
無意識的に否定的な言動をしてしまう可能をも自覚しつつ、
多層に渡るマイノリティの存在は、人の数だけ種類があるとの認識を持ってこの声明に賛同したいと思います。
・運動に全面的に賛同します。私の狭い知見の中でも、諸運動の中でフェミニズムが看板倒れになっている事例が珍しくありません。フェミニズムの拡大・深化が必要だと思います。
・フェミニズムをトランスヘイトの理論に適応する差別主義者がいる中で、この様な力強い声明が発表されたことを嬉しく思う。この声明を全面的に賛同し、全ての人々の為の自由な権利を要求する。
・意見表明に賛成致します。日本の政治社会における「人権」や「平等」を取り巻く環境は、世界的に見ても酷いものだと思います。日本の政治行政や経済界などの、日本社会でリーダーシップを発揮せねばならない人間たちのこういった問題に対する非常識ぶりにも、さすがにうんざり致します。ただ、私たち一般市民のそういった問題に対する意識の低さを感じることが多いのも確かなので、今まで以上にこういった問題に対する啓蒙と、考えているだけでなく身近なところから具体的なアクションを起こすことの両方が大事だと思います。
・どんな運動体であれ、フェミニズムはすべての根本的な前提であるべきです。誰もが安全と感じられる社会運動シーン、誰も取り残さない運動のあり方を目指さなくてはいけません。そのためにはフェミニズムは運動に参加するすべての人の基本的な態度でなければならないし、そうなるようにフェミニズムのメッセージを伝えていかなければいけません。
・声明に賛同いたします。同時に、様々な特権を持っている立場の人間として、声明の内容を繰り返し読み、学び、行動していきたいと思います。
・日常的にあらゆる形で有形無形の抑圧を被ってきた女性・セクシュアルマイノリティが、自身の生きた経験に基づいて問題意識を持ち、運動に参加しようとしても、左翼の中に蔓延している男性中心主義、男女二元論、シスヘテロ規範等々に堪えられず去っていく。あるいは左翼を自称するグループが、誤った「総括」により女性解放という大義名分でTERFと化していく。私はこのような事態を運動のなかで経験してきましたし、自分自身その中で正しい視座を持つことができず、マジョリティとして抑圧的な態度を無自覚に取ってしまったこともありました。運動の前提として誰もが安心して参加できる場所づくりは必要不可欠です。それを実現するためにすべての運動の現場にこの声明を持ち込むべきであると考えます。
・近年、マジョリティ女性以外の存在を周縁化する「フェミニズム」の議論が広まっており危機感を感じています。本来のフェミニズムは、この声明のように、あらゆるマイノリティの権利を擁護するものであるべきです。マジョリティ至上主義的な「フェミニズム」に反対し、この声明に強く賛同します。
・すべての運動にフェミニズムを!を作ってくださり、ありがとうございます。しょっちゅう、市民運動に行く気が失せますが、フェミニズムの欠如によるものだと、改めて実感しました。
運動に参加していてもなお、トランス差別や、セックスワーカーへの差別に反対の意をわざわざ表明しなければ、自身の、それから誰かの安全性を損なってしまう現状に腹が立つし、生きていたくないレベルがほぼ限界に達しています。でも、この声明のおかげで、ヘイターと出会ったときに、私の説明しないといけない気力とかを奪われることが減りそうです。作ってくださった方たちの大切な経験や、言葉を、素晴らしい声明として分けてくださったことを心から感謝します。天皇制も家父長制も、植民地主義もピンクウォッシュもきっしょい規範とか、全部滅びろ。あたいが生きている間に!!!!!
【STATEMENTS】FEMINISM FOR ALL MOVEMENTS!
※It's an automatic translation, so it might be weird.
〇Currently, there is a serious lack of feminism in various movements in Japan. Discrimination and sexual violence are reproduced in the field of movements. We want to change this situation.
We are committed to the abolition of discrimination against women, sexual minorities, and all forms of sexual violence, and to the liberation of all people from gender norms.
We believe that discrimination against women and sexual minorities is due to gender norms that are closely related to the Emperor system and patriarchy.
Gender norms include cisheteronormativity, monogamy, purity ideology, love-romantic ideology, gender dualism, essentialism, gender roles, and norms of gender expression and sexuality. We are thoroughly opposed to all of these. We want to build a movement for social change to break free from gender norms that are created, maintained, and reproduced for the purpose of controlling sex and reproduction by the state and the ruling class.
Discrimination against women and sexual minorities are not two separate things. Both have their roots in gender norms connected to the Emperor system-patriarchy. We firmly oppose the idea of separating discrimination against women and sexual minorities. We oppose gender dualism and essentialism and absolutely will not tolerate transgender discrimination, non-binary discrimination, or X-gender discrimination.
Even “women” have different individual experiences and suffer discrimination based on their ethnicity, disability, tribal status, race, religion, gender identity, sexuality, DSD, economic class, etc. Based on this premise, we believe that true women's liberation can only be achieved by fighting against all forms of discrimination. True women's liberation is liberation from the identity of woman.
We believe that only through the active participation of all people, not only women and sexual minorities, in this struggle will the elimination of gender norms and the abolition of all forms of sexual violence become feasible. We also believe that the stereotypical picture of “women as victims and men as perpetrators” is incorrect and not the reality of the situation. We do not tolerate all forms of sexual violence (including sexual harassment, second rape, second rape, outing, misgendering, and dead naming) regardless of the gender and sexuality of the perpetrator or victim.
We demand that the right to sexual self-determination be guaranteed to all.
・We do not tolerate discrimination of any kind against gender, gender identity, sexual orientation, sexuality, or gender expression.
Sex work is work, and sex work abolitionism is based on ideas that bind women to idealized images of womanhood, chastity, love-romantic ideology, and reinforce gender norms. We stand in solidarity with the real struggles of all sex workers, including sexual minorities, and demand that their rights as workers be guaranteed. Naturally, we oppose the coercion and trafficking of sex work in slavery-like conditions. There are calls for the abolition of sex work on the grounds that all sex work is “sexual exploitation,” but “exploitation” exists in all labor in a capitalist society. However, just as in other industries, the first step in solving discrimination and exploitation against those who are sex workers is to fight for their rights as workers and to improve their working environment and other rights. We demand the “decriminalization” of sex work.
We do not tolerate sexual violence by all military forces and demand an apology and compensation for victims of sex slavery by the former Japanese military.
We demand the abolition of the family register system linked to the Emperor System - the Love Romantic Ideology - and the monogamy-centered marriage system and family register system. In addition, we oppose the current exclusion of homosexuals and transgender people from the marriage system. We also oppose discrimination against illegitimate children.
We oppose discrimination against polyamory, allomancy, and asexuality, and demand that sexuality be respected in all its forms and relationships. (We oppose discrimination based on physical appearance = looky-loos, against discrimination based on sexuality (to be/not to be in love, to have/not to have sexual relations with whom/how, to form families or couples in what way, etc.).
We oppose discrimination based on appearance = lookism.
We oppose prenatal checkups based on eugenics.
Feminism that does not oppose colonialism is false and we are firmly against pinkwashing.
We call for the guarantee of bodily integrity (the right not to have one's right to self-determination over one's own body violated). We demand that everyone be guaranteed the right to sexual and reproductive health, and that everyone have the right to reproductive self-determination without discrimination or violence. These include: the right to legal and safe contraception and abortion; the right to education and access to correct knowledge about these issues; the right to decide, without discrimination or coercion and in an appropriately informed environment, whether or not to have a baby if they are presumed to be fertile; the right not to be forced to undergo sterilization or abortion, The right to health during menstruation, access to correct knowledge about sexually transmitted diseases, and access to safe treatment.
We do not allow forced sterilization of people with disabilities and oppose the systemic coercion of forced sterilization and hormonal treatment of transgender people. We call for the introduction of a self-ID system.
We call for the guarantee of the right to safe and secure access to medical care for transgender and other people of all genders and sexualities.
We call for the implementation of appropriate sex education.
We demand the immediate abolition of criminal abortion laws and spousal consent in abortion procedures, as well as the urgent revision of the Maternal Protection Law, which only defines “women” as “childbearing beings” and prohibits them from undergoing sterilization of their own volition.
Through this statement, we would like to express our solidarity with many of you. Of course, anyone can be subject to discrimination and sexual violence (including outing, etc.). Of course, there is a possibility that anyone may engage in discrimination or sexual violence (including outing, etc.). We recognize this fact and will continue our efforts to respect the voice of each and every one of you.
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Sexual Minorities: transgender, lesbian, gay, bisexual, allomantic, asexual, X-gender, non-binary, pansexual, polysexual, transmasculine, transfeminine, (although there are differences of opinion among the parties as to whether they are sexual minorities or not), DSD, and those with any sexuality (fetish or otherwise). DSD (although there are differences of opinion among the parties as to whether they are sexual minorities or not), and those with any kind of sexuality (fetishism, etc.), whose definitions fluctuate according to the realities of life and struggle.
Calling: people who want to make feminism a norm in all movements